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保護中: 伝える愛、伝えない愛<全文>

テスト

先日から佐賀の実家に来ていまして
そしたらもうすんごい大雨で
毎晩雨音と緊急速報の通知にビビりながら
湿気のすごい夏の夜を過ごしています。

うちは土地が高いみたいで今のところ無事です。
九州にお住いの方は大丈夫でしょうか?

気を紛らすために今日は
そんなシトシト雨(って言ってられないが)にぴったりの
おセンチなお話を書いてみますね。

……………………………

突然ですけど
夫の前に付き合っていた人は5つ年上の男性で
お前の故郷はフランスか?と思うほど
レディーファーストでロマンチストな人だったんですね。
(以下、その人のことをフランスって書きます。)

フランスとは4年くらい同棲してて
行ってきますとおかえりのチューは欠かせないし(聞いてない)、毎晩手をつないで寝るし
職場も一緒な上に土日も一緒に出かけて
一度もケンカしたことないほどラブラブだったんです。

ところがそんなフランスがある日
「今度の土曜日に同窓会があるから行ってくるね」
と言ってきました。
「いいね!わかったよ~」と返事。

すると当日の朝、フランスは
神妙な面持ちで私に話があると言ってきたんです。

「たみちゃんあのね、実はね、
 今日同窓会って言ってたの、違うんだ」

「???」

「本当は、たみちゃんの前に付き合ってた人と会うんだ」

「?!?!?!」

は?何?嘘ついてたの?
ていうか、なんでこのタイミングで言うの?
白状して、で? 行くつもりなの?
じゃあなんで言うの?

私は脳内パニックです。

フランスが言うには、
私の前に付き合ってた元カノから
わたし結婚するの、と連絡があり。

式の前にもう一度あなたに会いたい
と言われたのだそう。

お前も相当なフランスだな!

で、弊フランスはこう続けました。

自分は彼女を女性としてでなく
一人の人間として大切に思ってる。
だから向こうが望むことをしてあげたい。
会いたいと言うなら会いに行きたい。
たみちゃんにはその価値観を理解してほしい。
のだと。

当時、私はまだ25歳くらいでおっぱいも器も小さく、価値観の違いのひとつなどと受け入れられる状態じゃなかったんですよね。

だから、それは嫌だと言ったんです。
行ったら傷つくと。
あなたのことを今までのように
好きでいられなくなるかもしれないと言いました。

なのにフランスは
「いくらたみちゃんが理解できなくても
 僕は行きたいから行くんだ」
と言って、出かけて行ったんですよねー。

で、まさかの
その翌日に別れることになったわけなんです。

テスト

……………………………

趣味や食べ物の好みとか
めちゃめちゃ気の合う人だったんで
あの時に許せていたらフランスと結婚したのかな
って思うことがあり、
振り返って考えてみることがたまーにあるんです。

「同窓会に行く」って
嘘ついたまま行ってくれたら良かったのに
って。

でもあれって
やっぱり選択されたんだよなって思うんです。

■私と別れてしまうかもしれない恐れ
より、
元カノの支えになりたい気持ちや
本当の事を私に伝えて受け入れてもらい気持ちなど含め

■自分の気持ちに正直に生きること
の方をフランスが選んだ結果だったのだなと。

私と別れても
フランスにとっては譲れない価値観だったということなんですよね。

で、私も同じく
フランスと別れても
フランスの価値観は受け入れられなかったということだったわけです。

……………………………

人間、いろんな事に対するいろんな価値観があるわけだから
全てが一致する人なんていません。
そんな中で一緒にいたい人とどう長く心地よく関係性を築いていくかは、常に「自分は何を選択していくのか」に向き合うことにかかってくるんじゃないかって思うんですね。

例えばちょっと前に
コーネリアスの小山田さんの話題がありましたけど
(知らない人はこことかに書いてあるよ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ef6cdee195a242df40468af9344cd3135054c42

この壮絶ないじめの話を知って
A: 好きだったけど幻滅した、もう音楽も聴かない
って人がいる一方、

B: やったことはクソだけど作品に罪はない
って人もいるわけなんですよね。

自分にとって
作品をどのように評価するかの基準に
作った人の人間性が大きく影響するのか
それとも作った人の人間性は切り分けられるのか
って一つの価値観があって
どういった選択をするのかって話なんだと思うんです。

だから、これは
AもBも間違えはなくって
ただ、自分はどっちの価値観なんだって話で
どっちかを強要する必要もない。

だけど、だけど、
「価値観が違う人は去っていく可能性もあるよね」
「それを承知でその価値観を
 相手に伝える必要は、本当にあるかい?」

ってことに今回注目したいんです。

何が言いたいかっていうと
この価値観を伝えると
相手は離れてしまうかもしれない
だけどそれでも
発信したいことややりたいことがある。

なら、
「離れていく現実をきちんと受け止めよう」
ってことなんです。
ちゃんと価値観の選択をしようって話です。

……………………………

ビジネスでも表現活動でもそうです。
やりたいこと、表現したいことを大切にするなら
フランスと私が破局したように
崩れてしまう関係性ももちろんあります。

でもそれがきちんと選択できていなくって
「表現したい自分を表現すると
 離れていってしまう人がいる」と
さめざめと悲しむ人がたくさんいる
のです。

あなたは本当に、自分が納得して選択をしたのかい?
離れていってしまった人に、いて欲しかった?
それとも
自分を偽りなく表現したかった?
きちんと選択できていた?

ってことです。

迷っている時は
選択ができていない時。

これを選ぶと、どうなる
こっちを選ぶと、どうなる

勇気を持って捨てていくことが大切だし
逆に、目的のためには勇気を持って、
伝えないことを選択することも大切なんです。

今ひとつ活動に納得がいってない人は
選択を振り返ってみてください。
何かヒントになれば嬉しいです。

ではまたー
雨気をつけてください〜

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