「自分らしさを一言で言い切ることが苦手です」世界観お悩み相談所

今夜のご相談：自分らしさを一言で言い切ることが苦手です。

発信が苦手な人に、ぜひお勧めしたいステップがあります！

Hさんはこれから、自分のサービスを作って売っていかれたいんですね。これまでは相手のニーズに応えながら、相手に喜ばれることは何か、自分が提供していて嬉しいことは何かを知り、その上でこれからは、よりHさんに合ったワークスタイルで活動していくための、大切な過渡期にいらっしゃるのかなと感じ受けました。

しかし、仕事との出会い方がこれまでと全く異なってくるのですよね。これからは能動的にご自身を発信して、出会いたい人に出会って行く道を選ばれていくとのこと。特にHさんは、発信をすることにものすごく苦手意識があるとのことですから、とにかくなんでも発信しよう！という気持ちにはなり辛いですよね。

Hさんのように
・私は〇〇です、私のサービスは△△です、と表現すると、
　そうではない部分もあり、言い切れない感じがする。
・発信に苦手意識があり、自分や自分のサービスについて思い切って発信することができない

そんなふうに感じている人にお勧めしたい発信のステップがあります。
「ウィークポイントPR～いちばん弱い自分で愛されよう～」という取り組みです。

ウィークポイントPR～いちばん弱い自分で愛されよう～

このステップは、Hさんのように多面的な自分の中から、表現の切り口を定めきれない状態の人に、とてもお勧めの方法です。

自分にはさまざまな自分がいて、相手には自分の人柄や価値観を複合的に知ってもらいたいですよね。
だからまず最初のステップとして必要なことは、

❶さまざまな自分を思いっきり自己表現できる環境を作ること。そして、
❷自分が最も自信のない部分で愛されることを実現し、愛と安心の土台を作るということなんです。

❶さまざまな自分を思いっきり自己表現できる環境を作る
❷自分が最も自信のない部分で愛されることを実現し、愛と安心の土台を作る

❶さまざまな自分を思いっきり自己表現できる環境を作る

多面的な自分から、切り口をなかなか決められない人に、「どうして表現を絞ることに抵抗があるのか？」と尋ねると、こんな答えがよく返ってきます。

「知ってもらいたい自分が他にいるから」というものです。

「あなたは明るくて楽しい人なんだね」と言われると、「暗くて尖ったことを言う時もあるのにな・・」と感じてしまう。

「あなたは誰にでも優しくてなんでも受け止めてくれそう」と言われると、「結構こだわりが強くて、本当に興味のある人にしか心を開かないところがあるんだけど・・」と思ってしまう。

❷自分が最も自信のない部分で愛されることを実現し、愛と安心の土台を作る

❶の取り組みで、どんな自分も表現ができることに慣れていったなら、次はその安心をもっと確実なものにしていきましょう。

自分がいちばん自信のない部分を、積極的に自己開示して、グループの人と接点をもったり、新しい人との最初の接点として表現をしていくことにチャレンジしてください。これが「ウィークポイントPR」という方法です。

ウィークポイント＝いちばん自信のない自分の側面で、面白いねと言われたり、好きが獲得できていることこそ、その後の自己表現を更に自由なものにしていくことができます。

例えば私は、トークにとても苦手意識があるのですが、そのトークを早い段階で自己開示するために、定期的なラジオ配信をしています。いちばん自信のないトークの部分を出しても、そこを好きだと言ってくれる相手であれば、もうこの後にどんな自分を出しても怖くないなと感じることができるのです。

逆に、こういった自信のない自分を、最後まで出せないでいると、いつまでも背伸びをした窮屈な自己表現になってしまいがちです。

応援してくれる誰かの力を借りて、苦手ハードルを調整しよう

とはいえ、発信に苦手意識がある人がウィークポイントを開示していくには、大きな勇気が必要になるかと思いますので、そこは誰かの力を借りるなどしてハードルを調整してみてください。

ちなみに私のラジオが必ず毎回、対談形式であることも、それが理由です。❶の取り組みで自分を応援してくれる人がきっと生まれますので、ぜひそんな誰かに頼ってウィークポイントPRにチャレンジしてみてくださいね。

Hさんの、自由で生き生きとした発信と、新しいワークスタイルを応援しています！
ぜひ参考にしてみてください。