MENU

あなたが思う「自分らしさ」はどこから?周りの反応に依存して生まれるアイデンティティ。

目次

自分がこういう表現をすると、相手はこういう行動をとってくれる

最近、3歳の娘が”ぶりっ子”をするようになりました。欲しいものがあると、彼女は口を少し尖らせ、人差し指を口元に当てて、こう言うのです。「ねえ、ママ。さくのお話、聞いてくれる?」。これをやられてしまうと、私でさえ悶絶するくらいですから、夫はもうメロメロです。「なあに?言ってごらん。」甘やかし過ぎだろ…と思いつつ、今日もまんまと娘の思惑どおりにピンク色のアイテムを買ってしまう親バカたち…。

そんな娘を見ていると、私たちの反応をまぁよく観察しているなとしみじみ思います。自分がこういう表現をすると、相手はこういう行動をとってくれると考えるのでしょう。話し方や仕草を、目的に応じて選んでいるかのようです。

どういう仕草が喜ばれるのかを学んでいく娘・・

先日も、娘の行動に驚かされたことがありました。私が娘の話をよそにパソコンに向かっていると、急に辺りが静かになり、テレビも電気も消えて真っ暗になったんです。びっくりした私が周りを見回すと、部屋の隅っこでひとり体育座りをして俯いている娘が・・;こわっ・・!!!!背景に火の玉が見えてくるほどに、分かりやすくいじけているのです。

私:  「ど、どうしたの?」と声をかけると、
3歳:「ママ、さくのお話よりパソコンが面白いんだね」と。
私:  「そ、そんなことないよ・・?^^;」
3歳:「本当?なら、さくとお話してくれる?」
私:  「う、うん・・ごめんね」
こんなやりとりがありました。

まさに、私の口から「パソコンよりさくとの話がおもしろいよ」を引き出すためのアクションだったのでしょう。本当に舌を巻くような出来事でした。

将来はコキンちゃんのようになりたいそう。

「何のためにそんな自分を表現したいのか?」

このように、私たちは割と小さな頃から、「相手にこういう反応をしてもらいたい」「相手にこういう行動をとってもらいたい」気持ちから、自分のキャラクターや自己表現を選んできていることがあるように思います。

例えば、私は高校生の頃に、それまでの優等生キャラから一変して「天然キャラ」になったことがありますが、それはまさしく”虐められないため”の自己防衛から生まれたキャラクターでした。おかげでキャラ変は大成功し、虐められずに周りから愛される人気者のままで卒業することができたのですが、自分がしたくてしているキャラクターではなかったので、本当の自分が分からなくなっていきました。その後長い間、アイデンティティの崩壊が続き、自分らしさが戻ってきたと感じたのはここ5年ほどかなという感覚です。

自己表現や世界観表現についてご相談をお受けする時、相談者の多くから、

「夏木マリみたいに芯のある女性のように表現したい」
「樹木希林さんみたいに、自分の意見をズバズバ言うような発信ができるようになりたい」

といったように、憧れのイメージ像を言われることがあります。そんなとき私は、「何のためにそんな自分を表現したいのか?」というところに、本当の望みが隠れているように思うんです。

自分を金持ちに見せたいから、高級ブランドを身に着ける”自分らしさ”

少し前に、興味深いポストを発見しました。

高級ブランドのターゲット顧客は「自分を金持ちに見せたい人」であって、本当に裕福な人ではない。彼らは周りにどう見られるかを気にしていないのからね。”
と書かれているのは、『サイコロジー・オブ・マネー:一生お金に困らない「富」のマインドセット』の著者であるモーガン・ハウセルが実例を元に説明している動画についてのポストです。

https://twitter.com/BrandonKHill/status/1769126278211469725

ここでも言われているように、自己表現というのは、それを見た相手がどんな反応をするかによって選択されていることがあります。つまり、自分が表現したいと思っている自分らしさは、表現した先の「相手の○○な反応が欲しい」という欲求の表れである場合もある、ということなんです。

「自分を金持ちに見せたい人」は、周りからお金持ちに見られることが目的で、そんな自分を表現したいと願う(人もいます)。そんなふうに、「○○な人だと思われたい」とか「大切にされたい」とか「バカにされたくない」とか「笑ってもらいたい」「愛されたい」「尊敬されたい」などなど、様々な「他者から○○されたい目的」のために、表現したいことが「自分らしさだ」と思っている人は少なくありません。

当の私も、身に覚えがあります。起業当初、とにかく自分に自信がない状態だった私は、自信のあるような見せ方がしたいと思っていたところがあるんです。すごく彩度の高いインパクトのあるビジュアライズで、尖ったことをたくさん発信していました。だけどそれは、自信がある自分【に見られたくて】表現していた、ということに気付いたんですね。「自信があってすごい人」に見られたかったというわけなんです。

自分が本当に表現したいことを見つけている今となっては、その頃の発信が青臭いなーと思う時もあります。ああ、そんな人に【見られたかった】んだなーって。自分の表現欲求の本質が、よく分かってなかったんですね。そんな過去もあったんだなぁと、愛おしくも感じますが。

あなたが思う「自分らしさ」はどこから来ている?

あなたが思う「自分らしさ」はどこから来ているものでしょうか?

自分に染み付いた「自分らしさ」は、そう在ることでなんらかの目的を達成してきた表現でもあるし、自分が今後こういうふうに表現したいと思う「自分らしさ」は、相手にそう見られたいという願いかもしれません。
どちらも悪いことではないし、自分の目的や願いの根源なのだと思います。

だけど難しいのは相手の反応によって自分らしさを選んでしまうと、自分が本当に出したい自分らしさがどんなものなのかが分かり辛くなってしまうところにあります。

「これが本当の自分らしさなんだっけ?」
「私はどの自分が一番自分らしいのだろう?」
「どんな自分を表現したいんだろう?」
そう思った時に、それが相手の反応はなくとも、自分が最も大好きな自分であるという視点が大切です。

あなたの大好きな自分はどんな自分ですか?
あなたの自己表現の参考になったら幸いです。

ご感想をお待ちしています

今回の記事はいかがでしたか?
今後の発信や作品創りの参考にしたく、
ご感想を書いていただけますと嬉しいです!
下記のフォームよりお送りください^^

碇たみ子公式メルマガ

碇たみ子公式メルマガ
お名前  *
メールアドレス  *
この記事を知ったきっかけ  *
ご紹介者のお名前

こちらのメルマガにご登録いただいた方には、世界観ラジオや、自己表現研究コラム記事を含む『碇たみ子公式メルマガ』、本サイトのメルマガバックナンバーコラム記事の全文が読めるログイン情報が自動的に届きます。メルマガでは、本当の自分を解放し、価値観、目標、喜びを共有できる仲間と出会うための自由な自己表現方法や、「自分を表現する新しい生き方」にシフトする方法について配信しています。興味がなければ、毎回の配信でご案内している解除URLからいつでも解除することができますので、お気軽にご登録ください。

この記事が面白かったらシェアしてください
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる