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保護中: 世界観を広めたのはスイカのバッグだった<全文>

テスト

この夏、変わったバッグが話題になっていました。
土屋鞄製造所のスイカバッグです。

https://tsuchiya-kaban.jp/blogs/library/20210702

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とてもユニークですよね。
スイカ専用のレザーバッグなんですが
もともとは”土屋鞄がものづくりをテーマに公式サイトで公開しているコラムの新連載企画「"運ぶ"を楽しむ -THE FUN OF CARRYING-」の一環で制作されたもの”だったそうで、

一年前に発表されるとSNSで話題になり
この夏、実際に発売されるようになったそうなんです。

一つで11万円。
スイカによるスイカを運ぶためだけのバッグ‥^^
実用性はあるのだろうか‥?^^;
と思う人が多いんじゃないかと思います。

だけどこのバッグ、スイカの形に合わせた球体フォルムに仕上げるための多くの工程が必要で、中でもきれいなお椀のような形状に整え底面の革の貼り合わせは、特に高い技術を要するなど、職人さんの拘りがたくさん詰まったバッグなんだそうですね。

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必要か必要じゃないかは置いておいて
すごくコンセプチュアルな作品だなって思ったんです。

通常は”重いものを運ぶ”って聞くと辛いとか面倒ってイメージが湧きがちじゃないですか。
だけどこんなにお洒落なバッグなら敢えてスイカ入れて運んでみたい。辛いイメージを楽しいイメージに逆転させている発想なんですよね。

"運ぶ”ことに対する捉え方がこのバッグだけで一新されるようなプロダクト。
これってすごい、作り手の想いの詰まった作品であり
相手にとって必要かどうかって視点じゃなく、完全に自分たちの想いを形にした自分視点の作品なんですよね。

つまりメッセージの表現そのものだなぁと感じたんです。

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私は先日、自己表現者プログラムという
新しいプログラムのグループガイダンスを2日にかけて開催しました。

このプログラムは2年前から構想を練っていて
ガイダンスの言語化には1年という月日をかけました。

なんでそんなに時間がかかったのかと言うと
私が一番伝えたいこと、
私にしか発することのできないメッセージをプログラムとして形にしていたからなんです。

私は割と器用な方で、
提供できるんじゃないかな?と思うものはたくさんあります。周りよりパソコンが使えるしソフトが使えるし、紙のデザインや印刷・WEBデザイン・カスタマイズ、映像は実写・アニメーション・3DCGまで広く知識があります。

なので誰かにとって必要なものを聞いて
どれか一つを差し出すことはすぐにできるんです。
だけど、それは大抵私じゃなくても出来ることだし
もっと上手な人たちをたくさん知っているから
つい誰かを紹介したくなっちゃうんですよね。

なので私の場合はもっと
私だからこそできること
私の旨味を一番、最大に味わえること
うちでしか提供できないって自負があることで
人に関わっていくことが必要だなと。

で、それは誰かに必要とされるからでやり続けていても見えてこないぞと。私自身が「これは最高に人生が良くなる」って思えるメッセージを作る必要があったんですね。

それが今回の
”自己表現者プログラム”という提供プログラムであり「作品」だったわけなんです。

なので、このプログラムは私にとっての
スイカのバッグなんですよね。

……………………………

私も生活していく為には
相手に必要にしてもらえることも提供します。
興味を持ってくれている方のタイプに合わせたサービスを
今後リリースすることもあると思います。

だけどこういう、中核となる
強いメッセージの作品(商品サービス)を持つことで、発信の軸がより固まってきたと感じるんですね。

実際に、その都度必要なことを提供していて
自分が伝えたいことがよく分からなかった時より
今の方が、価値観に深く共感してくださる方と出会えるようになってきました。

仕事はしている。
サービスは提供している。
だけどイマイチ世界観が作れていないとか
発信の軸が固まらないとか
想いに共感してくれるファンが集まってる感じがしない

って人は、
この「メッセージ作り」で一気に世界観が固まります。

一度、必要とされるかどうか
売れるかどうかを取っ払って
自分が本当に大切にしている価値観で
最高の作品(サービスや商品)を作ってみること
参考にされてみてください。

では、また〜!

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