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保護中: プロフと実物のギャップに悩む人へ伝えたい。30年越しの「先生あのね」<全文>

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今週はバレンタインデーでしたね。みなさんは、チョコ買ったりあげたりもらったりしましたか?

私は、毎年この日にやっていることがあります。小学校の頃の先生に手紙を書くことです。2月14日に私からチョコと手紙を送ると3月14日に先生からお返しと手紙が送られてくるのです。

何それエモい。

なんて言われることを狙ってやってたわけではないですが、こんな織姫と彦星みたいなやりとりを12歳から始めて、今年でちょうど30回目になりました。

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先生は小学校6年の時の担任で、その頃は25歳くらい。身長が小さいのが特徴で、初めて教室に入ってきた時に、クラス全員が「キャー!小さい!あはははは!」って騒いだのを覚えています。すっごくフレッシュでユニークで、あつくて涙もろい、生徒から大人気の素敵な先生でした。

最初の頃はどんなふうに書いていたのか、もう覚えてないけど、先生は「全部持っていますよ」って言っていました。私の方は、探さないと出てきません。ズボラな自分が残念だなーって思うけど、毎年この時期に12歳の自分になって、一年の出来事を先生に書くのは、私にとってすごく心地よい大切な時間になっているなと感じています。

出会った頃は25歳と12歳だったのに、今では55歳と42歳です。お互いに白髪も生えて、歳をとったけど、手紙の文面はいつまでも生徒の私だなーと思うし、先生の手紙も先生の文章なんですよね。いくら外見が変わっても、精神的な関係性ってずっと変わらないんだよなと改めて気付かされた今年のバレンタインデーでした。

……

このことから、最近受けたある質問を思い出しました。

「3年前の私をプロフ写真にして良いんですか?今と顔は違うのに、残念がられたりしませんか?」というものです。

なるほど、よく聞く質問です。プロフィール写真はプロのカメラマンに撮ってもらった「精度の高いもの」を設定する人が多いでしょうから、現実の自分とのギャップを心配するって声はよくありますよね。

私は、こんなふうに考えるのです。

精神的な関係性をどのように築いているかで、外見のギャップが与える影響も変わります。
見せ方で最初の関係性ができた後は、ギャップを恐れるのでなく、どんどん精神的な関係性を深めていくことに取り組みましょう。

例えば、twitterで有名なけんすうさんという方がいます。
https://kensuu.com/

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私がこの方に興味をもったのは「すごい実業家の中でも(言ってることが頭に)入りやすそうだったから」です。

「SNS起業するやつはtwitterもやらなきゃだろ」って風潮が流行った数年前、とりま、すごそうな人をフォローしとこう(←安直)と思った私は、どの人もすごそうなアイコンでなんか頭痛いなー来るとこ間違ったか?と思っていました。

きちんとしたスーツで腕組みをして、ちょっと斜め向きで顔は正面、自信に満ちた笑顔の”すごそうな人”アイコンばかり。その中で見かけたけんすうさんのアイコンは、ひときわ輝いて見えました。

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これが…。

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ひときわ輝いて見えたのです。

「わーなんかこの人こんなアイコンで可愛いし、目に優しいし。言ってることも分かりやすくて、偉ぶってないし。ていうかフラットデザインぽくってデザインセンスも良いんだろうな。そういうのって粋だなー。」

すぐに好きになり、ツイートやnoteをよく読むようになりました。考えを知っていくと共感できる価値観が多く、私はこのちょっとふざけたアイコンが発する本質的でユニークな言葉にどんどんハマっていくようになりました。

だけどこのけんすうさん、実物の方もバンバンメディアに出られていたのです。全然もったいぶらずに、バシバシ出ていました。

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普通にイケメン…

で、初めてこの実物をみた時の感情を振り返ってみたのですが、特に何にも感じなかったことに気付いたんです。「へー、イケメン。以上。」でした。

ブサイクだったら残念に思っていたのかな?と想像しても、その後の”好き”には特に影響しないと思えたのです。

なぜなら、けんすうさんは私にとって既に「難しいことも、ちょっとふざけてユニークに分かりやすく伝えてくれる存在」という関係性が、揺るぎなく出来上がっていたからです。イケメンかブサイクかは、関係性の構築に全く関与しない要素だったわけなんですね。

……………

一方で最近、こんな話題を目にしました。

「おじさん?」北京五輪マスコット“ビンドゥンドゥン”まさかの野太い声、中から短髪男性も…委員会は否定
https://www.fnn.jp/articles/-/315285

北京五輪の人気マスコット・ビンドゥンドゥンの中からおっさんが出てきて、超超超個人的な感想を発言したりして炎上したというのです。

これは可愛いビンドゥンドゥン
これは可愛くはないおっさん…(本人には悪気なさそう)

一見、「可愛いキャラと中身の男性」という構造はけんすうさんと同じなようにも見えます。だけど、けんすうさんは熱狂的なファンに支持され、このパンダは炎上してしまう。その理由は「関係性の作り方」にあると考えるんです。

どういうことかと言うと、ビンドゥンドゥンを好きになった人達は、このパンダに「可愛さ」を求めており、「可愛さ」で関係性が構築されていたんです。キーホルダーやぬいぐるみになったビンドゥンドゥンを「あ〜可愛い〜キュンとするなぁ」という感情を与える存在として求め、大人気を博したわけです。

それなのに、野太い声の超個人的なおっさんが中から出てきたからたまりません。「ビンドゥンドゥンはなぜおじさんなの?」「気持ち悪い」「イメージを壊さないで」とファンの気持ちを傷つけてしまう結果になったのです。

これが例えば、ビンドゥンドゥンも、マスコットキャラの活動と同時におっさんの考えがバンバン発信されて、その考え価値観もひっくるめた関係性がファンと築けていれば、また違った受け入れられ方になったんじゃないかと考えます。

だけどビンドゥンドゥンはビンドゥンドゥン単体の「可愛いマスコット」で関係性が構築されていた。おっさんとの関係性がまるでなかったのに、とつぜん無関係のおっさんが登場したところが、けんすうさんとの大きな違いだったと思うのです。

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このことから、マスコットキャラでもプロフ写真でも、相手とどんな関係性を築くのかで実物とのギャップがどう影響するのかが変わってきます。

例えば、「いつも美しく目の保養だ」とか「いつまでも若くスタイルも良くてすごい」といった感情をプロフ写真で伝えていて、「美しくあること」がファンとの関係性に重要な要素となっているならば、当然のことながら実物にも「美しさ」が期待されます。

そうでなく「難しい事をユニークに分かりやすく伝えてくれる存在」とか「ふざけているけど情熱的な生き方を見せてくれる存在」とか、外見のクオリティでない精神的なところで関係性が築けているなら、当然のことながら外見のギャップは影響しないのです。

だから私が、どんなにおじいちゃんになっても先生を先生として見ているのと同じだし、私がどんなに白髪のおばちゃんになっても先生にとってはいつまでも、こ生意気な生徒なんですよね。

皆さんは、相手と、どんな関係性を築いていきたいですか?プロフ写真と実物のギャップに悩まれた方へ、何か参考になれば嬉しいです。

ではまたー!

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