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保護中: 息子はなぜ課金を繰り返すのか。欲しくてたまらなくする”見せ方”のヒント<全文>

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3月になりましたね。確定申告は終わりましたか?個人的ですが3月は、息子の誕生日があるんです。
毎年この時期になると、ばあばからLINEが届くんですね。

「そうちゃん(息子)、誕生日に何が欲しいか教えてね」お義母さん…いつもあたたかいお気遣いをありがとうございます……息子が欲しいもの……欲しいもの……それは、、

脱獄ごっこの”ガチャ”やで!!!!!
\(^o^)/

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-----説明しよう-----

脱獄ごっこというオンラインのゲームがあるんですけど、そこでキャラクターはいろんなスキンを着て戦いが楽しめるんですね。無料のものもあるけど、有料のものだったり、ランクが高くてレアなものもあったり。そういったスキンを”ガチャ”というガチャポンみたいなくじ引き?で引き、ゲットするというものなんです。

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もちろんくじ引きなので、何が出てくるかは分かりません。出てきたスキンに「キタ━(゚∀゚)━!」と大喜びする時もあれば、「(´°ω°)チーン…」と撃沈する時もあります。課金をせがんでせがんで、その度に何かしらの約束事をし、お手伝いや宿題なんかを頑張って、ようやく”ガチャ”する権利を得たのに、開始3秒でクソスキンが出てきた時の息子には目も当てられません。

「こんなのいらない!うわーーん!!!!」
。・゚・(゚`ω´゚)・゚・。

私としても、何千円も課金してあげたのに、その喜びが3秒後にはこんな屈辱感に変わるなんて。泣いて暴れるくらいだったら課金してあげなきゃ良かった・・と、なんとも後味の悪すぎるご褒美だなぁと思っているんですね。(そもそも課金してあげる親ってどうよって意見は置いておいて)

そんな我が家の感情を振り回す”ガチャ”。せっかくお金を払うのですから、毎回必ず大喜びとは言わないまでも、せめて落ち込まないでいて欲しい。私は、今日もiPadを放り出し泣き喚く息子に尋ねてみました。

「なんでこのスキンが出たらやなの?」
「クソカッコ悪い。こないだ来たチート野郎と同じのだもん」
どうやら一緒にプレイをした、ズルをする人が使っていたスキンと同じものだったようです。

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「じゃあなんで、こっちのスキンが良いの?」
「これはまいぜんさんと同じスキンなんだよ!」
どうやら好きなYoutuberが使っているスキンだったようです。

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「……こんな緑のより、さっきのやつの方が海賊みたいでカッコいいじゃん」
「違うの!デザインとかじゃないの!ママ、分からないの?」

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……母はぜんぜん分かりません。

スキンだけ見比べると、その価値の違いは全然分かりません。だけど息子にとっては、デザインが良いか悪いかでなく【好きな人が使っているかどうか】が欲しい基準になっているんですね。更にそのスキンを身につけていると、自分もすっごく強くなったような、誇り高い気持ちさえ湧いてくるのだと。それくらい「好きな人と同じ」ものを所有しているという感情が、自分の気持ちを満たし、プレイのモチベーションを盛り上げてくれるみたいなんですね。

これって最近見かけたこの話題も、似たような心理が影響しているのかなと感じたんです。

爆売れ中の北京五輪の「ビンドゥンドゥン」と存在感なき東京五輪の「ミライトワ」 人気に差がついた理由〈dot.〉
https://dot.asahi.com/dot/2022022500039.html?page=1

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記事によると、「ビンドゥンドゥン」と「ミライトワ」の人気の違いの一つに、「露出の機会」が大きく影響したのではないかって書かれているんです。

”特に顕著な違いが見られたのが、メダル決定戦後に選手を表彰するフラワーセレモニーの場面。東京五輪では花束「ビクトリーブーケ」が手渡されていたが、北京五輪では花束の代わりにビンドゥンドゥンの人形が贈呈され、「マスコットセレモニー」の様相を呈していた。”

”ビンドゥンドゥンは露出の機会が多く、なおかつ花束の代わりに贈呈することで勝者と結び付いたという点が大きかったのだと思います。それによって、単なるオリンピックのキャラクターという位置づけではなく、メダルに相当する特別な意味合いを持たせることができたのだと思います”

花束の代わりに贈呈されたことで、単純にメディアに出る頻度が増えただけでなく、「メダリストとビンドゥンドゥン」っていうイメージが視聴者に植え付けられたという考察なんですね。

これってビンドゥンドゥンが、「かわいい」だけのその他キャラクターから、「勝者のシンボル」として捉えられるようになったということで、より所有する誇らしさだったり満足感といった感情を高めたということだと思うんですね。逆に例えば、「かわいい」ゆるキャラが集まるゆるキャラフェスタに出ても、他のゆるキャラに埋もれてしまい、全く目立たなかっただろうと。欲しがられる感情を「かわいい」とは別の感情に変えたことで、目立ち、購入されるようになったということなんです。

<他と同じ“かわいい”感情で見られる>
<他とは違う感情で見られる>

………………

最近の相談会でも一定数いらっしゃったのが、”自分の”世界観でなく、”ハンドメイド作品など”自分以外のプロダクト”をどう目立たせ拡げていけば良いのか」といったお悩みの方なんですね。そういった方に、この”欲しがられる感情”の話はすごく参考になる部分があると考えていて、要は、「可愛い」以外の感情で欲しいと思ってもらえば、目立っていきますよということなんです。

例えば、最近時々目にするようになった「痴漢抑止バッジ」

痴漢に悩む娘さんのために、何かできないかと考えたお母さんが、「痴漢は犯罪です。私は泣き寝入りしません」と書いたプレートを持たせたのが始まりだったそうです。その驚くほどの効果がSNSで拡散され、今では誰でもつけやすいかわいい缶バッジが作られるようになったと。

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これは形こそ”かわいい缶バッジ”だけど、欲する感情が”護衛”とか”安心”になっていて、他とは全く意味の違ったものとして捉えられているわけですね。

………………

このように、ビンドゥンドゥンや息子が欲しがるスキンの”誇らしさ”であったり、痴漢抑止バッジなどの”安心”であったりなど、”かわいい”とは全く別の感情で見せることができれば、他から一歩抜きん出て目立つようになるということなんです。

買ってもらうため、見てもらうためにと、背景に凝ったり美しい小物を添えて「かわいさ」を演出している方や、他のプロダクトでも十分に応用できると思います。一度周りが見せているものとは【別の感情で欲しいと思ってもらうには?】の視点で考えてみてください。参考になったら嬉しいです^^

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