テスト
春が来ましたね。花粉症は大丈夫でしょうか。
小3の息子は春休みでして、今日も朝からゼルダの伝説をやっています。
「学校休みってさいこう〜!イエ〜!」
などとぬかしておるのですが、実は先月こんなことがありました。
「久しぶりに温泉でも行こうか」
夫が2ヶ月前に予約してくれていた家族旅行についての出来事でした。
やったー久しぶりの温泉だ!
だけど旅行の2週間前になると、当日の天気は大荒れとの予報が出ました。現地は積雪の可能性大とも書かれています。
夫「日程をずらしたら天気良さそう。1日そうたに学校を休んでもらうことになるけど、変更しちゃっていいと思う?」
私「いいと思うよー!そうたも学校休みたい休みたいっていつも言ってるし」
ちょうど変更期限がギリギリだったこともあって、私たちは勝手に日程変更してしまいました。それが、数日後…
息「ママ、パパが言ってたけど、来週ぼく学校休むの?」
私「え?あ!そうだった!旅行その日になったんだよ!だめ?」
息「なんで…?ボク学校休みたくないよ..」
私「え!!!だっていつも休みたいって..(あんなに言ってるじゃんかよ)」
息「勝手に決めて..!ひどい!!!だって、クラスはあとちょっとでお別れなんだよ!!!うわーーーーん!!!!」
まさかの展開(゚A゚;) たしかに息子の気持ちを確認しなかった私たちが悪かったなーと思ったので、夫と話し、結局旅行はキャンセルすることになったのでした。手続きが全て終わって、改めて息子に聞いてみました。
私「そうた、いつも学校休みたいって言うのに、学校行きたい気持ちになったんだね。」
息「そうだよ!だって、クラスが終わるって思ったら、急に学校が大好きになったんだよ!ママ、分からないの?!」
わ、、わかるよ…
そうですよね。もうすぐ終わるって思った途端に、それまで疎ましく感じていたことが急に惜しく思えたり、いつもの出来事がすごく大切に思えたりすることって、やっぱりあるんですよね。
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そう言えばうちの母が、最近「終活」を始めたという話をしていました。終活って、生前整理や資産整理とかそういうの?って思っていたんですけど、最近ではその意味合いが少し変わってきているというのです。
もともとは、まだ元気なうちに身辺整理をしておくといった意味で使われていましたが、今では、葬式やお墓についても自分自身がポジティブに関わっていくなど、人生のエンディングのあり方を自分の意志で決めるための活動であったり、自分の本当にやりたい事はなんだったっけ?と振り返ったりなど、自分の気持ちに、より主軸を置いて毎日を過ごしてみるといった「生き方の意味付け」の方で使われていたりするんだそうです。
母は残りの人生を考えたときに、父との「今」をみるようになったそうで、過去にいろんな辛い出来事があったけど、
「”今”なんよね、今が良かったらね、良かとよ」
と言い、もう痴呆が進み始めている父を、先日東京まで連れて来てくれました。
「帰ったら忘れとるかもしれん。
でもね、連れて来れて良かったたい。」
おかげで私は、かろうじてまだ私を覚えている父に、よちよち歩きの娘を見せてあげることが出来ました。
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時間って、感じ方を意識すると、物事をいろんな方向から多面的に捉えることができる概念だなぁと感じます。
例えば、ある現代作家さんはタイムコースをテーマにした作品の取材で、「時間がたっぷりあればあるほど、考えが利己的から利他的になり、相手のことを思いやる美しさや豊かさが生まれる」と仰っていたんですね。それは、「すぐの消費よりも、長い時間軸で感じる豊かさがあること」「目先の欲に惑わされてはいけないこと」が大きなメッセージだったんですが、私は最近の出来事で、全くこの逆の視点が、自己表現に活かせる概念になるかもしれないと感じたんです。

どういうことかと言うと、自己表現で多いお悩みの中に「自分が何を表現したいのか分からない」というものがあります。発信をするにしても、何を書いたら良いのか分からない。自分が何を伝えたいのか分からない。
これって、時間が限りなくあると捉えていることが、自分にとって本当に大切なものを見えなくしてしまっている可能性もあるのでは?と考えたんですね。
時間が当然のようにたっぷりあるから、今の自分の本当の気持ちを後回しにして、今伝えたら良いことも後回しにして、すぐに解決できることだけやってしまう。大切なことを先送りする…

だけど時間がもうすぐ終わってしまうと捉えるなら、それまでと違った行動を決断するかもしれないし、自分の気持ちを考えようとするかもしれない。今相手に伝えるべきことを伝えるかもしれないし、今過ごしている環境が全く違ったものに感じられるかもしれない。

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そこで、実は3月にART ROOM(という碇の非公開グループ)で、こんな企画をやってみました。30日後に死んでしまうなら、私たちは誰に何を伝えるか。「余命30日の発表会」というものです。

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【余命30日の発表会】
さぁ。私もあなたも、30日後に死にます。
時間は戻ってきません。
残された30日で、表現したい自分や
誰かに伝えたいことを書いてみましょう。
(略)
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30日後に自分が死んでしまうと仮定して、その日その日に思ったことや感じたこと、沸き起こってくる想いを記していくだけの企画です。
もともとは、私が事業でやっている「自己表現者プログラム」の一環として、私自身も自己表現作品を作ってみようと企画したものなんですが、「自分ひとりで30日間やれる気がしないな..」と思い(こらこら)一緒にやってみる仲間を募ったんです。そしたら思いのほか共感してくださる方が10名以上集まりまして、一緒に30日をカウントダウンしていました。
先日、最終日を迎え、自分の中ではとてもとても大きな気付きに繋がり、他の参加者の心に起こったことも合わせて、なかなか考えさせられる企画になったなぁと感じています。
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もしあなたが、「何が伝えたいのか分からない」と悩んでいたとしたら、時間の制限を設けてみることも、試す価値があるのではないかと思います。じっくり考える、時間をかけていろんな事をして考えるのも良いかもしれませんが、時間があるからこそ逆に見えなくなっていることもあるかもしれません。一度、時間の捉え方を変えて、自分の心と向き合ってみざるを得ない状況を体験されるのも良いかと思います。
それで、この【余命30日の発表会】ですが、「体験型のデジタル作品」に仕上げようと取り組んでいるところです。興味のある方は発表を楽しみにお待ちいただけると嬉しいです^^
それではまたー!
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