「自己プロ体験記を書いてみない?」
はじめまして、こんにちは。
自己プロ(自己解放プログラム)1期生の梅野 千晴です。
たみ子さんから「自己プロ体験記を書いてみない?」と突然のお誘いをいただきました。体験記を書くにあたって、自己プロについてたみ子さんに聞きたいことを質問できるとのこと。
自己プロが始まって2か月、オンラインセッションで次々に繰り出される問いや宿題の意図が気になって気になって仕方がなかった私は、「ぜひ喜んで!」と二つ返事でお返事しました。
ということで、体験記第1弾をお届けします。
今日は、私が衝撃を受けた、とある日のグループセッションの様子をお届けします。
セクシーな私を表現する・・?!?!
Tさんのパートになりました。
セッションは、前回の宿題の振り返りから始まります。Tさんの前回の宿題は「 Pinterest に自分が気になる画像を集める」でした。このことについて、たみ子さんから質問が投げかけられます。
たみ子さん|「このポートレートをピンした時の気持ちや背景はどういうものだったんですか?」
「Tさんのいうおもしろさはどんなおもしろさなんですか? 万人に受けるもの? それとも…?」
集めた画像をきっかけに、Tさんの好きなもの、好きな人、どんな自分でありたいか、周囲の人とどう関わっていきたいが語られています。セッションの最後には、次回までの宿題が告げられます。
たみ子さん|「次のお題は、セルフィーに挑戦してみてください。セルフィーのテーマは <セクシーな私を表現する> です。セクシーなTちゃんを自撮りしてきてください」
セ、セクシーな私!?!?
Tさん |「えーーーーセクシーな私!?!? めっちゃ困りますねそれ。又吉のお題が良かったーーーー」
で、ですよね。。。私もそう思います。(又吉のお題(※ピースの又吉さんの写真をモデルに自撮りをしてみる)は私に出されたものでした。又吉で良かった。。。又吉ありがとう。。。)
たみ子さん | 「ふふふふ。Tちゃんは又吉はしなくて大丈夫です。それぞれに有り得ないことをやってもらうのがこのプログラムですのでね。ぜひ取り組んでみてくださいね」
セクシーな私!?!? いったいどんな意図が??
解放とセクシーな私にどんな関係が…?
セクシーな私を解放するってこと…??
気になりすぎるので、たみ子さんに聞いてみたいと思います。たみ子さん、Tさんへの宿題「セクシーな私を表現する」そのココロは何ですか?
自分のことを嫌いとか、あまり好きではないという感情を抱く人に
突然びっくりしましたよね。ごめんなさい。
これはTさんだけでなく、他のアクターさんにも出させていただいたテーマなんですが、自分の容姿や自分のことを、嫌いとかあまり好きではないという感情を抱く人に提案するワークなんです。
「セクシーな私」って、どういう時に表現し得るかっていうと、相手を魅惑したい時ですよね。魅力で相手の心をひきつけたい。つかみたい、惑わせたい。とても本能的な自己表現だと思うんです。
そういう時に、自分のどこを、どんな風に表現すると魅了することができるかな?と無意識に考えると思うんですよ。つまり、自分の中の魅力を探す視点に切り替わるんですね。
そうすると、なんかこれまでフワッと嫌いって思ってた自分の、ここは結構魅力的じゃない?とか、こういう表情は相手を魅了することができるんじゃない?とか、良いと思える部分が見えてきたり、人に初めて出せたりするようになるんです。
Tさんも、このテーマに思い切って取り組んで初めて、「ボディラインのここが自分で結構良いと思ってる」と見せてくれましたよね。それでみんなが「おおー!」「かわいい!」「素敵!」って反応した。その反応にTさんはとても驚いていたので、初めて自分だけが密かに良いと思っている部分を、他の誰かも良いと思ってくれるんだっていう体験につながったんだと思うんです。
探し物って、探そうとしないと見つからないですよね。だからまず魅力を探そうって視点になる体験を、少しずつ経験してほしいなと思っての提案だったのでした。
自分を表現するって、自分の魅力や好きな所、良いところを、いつでもすぐに探すことができる視点が大事だって思っていて、そういう視点が少しずつ養われていくことを期待しているんです。
講座生が新しいチャレンジに踏み出すときに大切にしたいこと
なるほど。「セクシーな私」というテーマで、自分のどこをどのように表現するか考えることが、自分の魅力、好きな所を探す視点を養っていくことにつながっていくんですね。
確かに、今まで考えてみたことのないテーマで自分を表現するとなると、自分で自分を見る視点・視線が少し俯瞰的になるというか、今までの視点からふっと離れる感覚が起こりそうです。
今回のお題、Tさんはとても驚いていましたが、たみ子さんが講座生に「有り得ない」お題を出すとなると、結構抵抗を示す人もいるのではないかと思うのですが、講座生が新しいチャレンジに踏み出すことに向けてたみ子さんが大切にされていることはどんなことですか?
そうですね。
これまでの自分では「あり得ない」テーマを出すものですから、皆さんびっくりしたり、悩んだり、抵抗を示す方もいらっしゃいます。そんな時私は、「やらなくても良いですよ」ってお伝えするんですね。これって「やりたくないならやらなくても良いけど?」っていう冷たい引き離しに聞こえるかもしれないんですが、私としては言葉のそのままの意味でお伝えしていることで、本当に「やっても良いし、やらなくても良いよ」って思っているんです。
これってつまりどういうことなのかと言うと、「抵抗感がある」「やりたくない」って感じること自体が自己理解のための大きな気付きだと思うんですよね。まず体や違和感で自覚できたことが大きな一歩で、「どうして自分はそんな風に感じるんだろう」ってみてあげることが、本来このプログラムで取り組んで欲しいことなんです。
チャレンジって言うとどうしても、自己成長のための “ 見えるアクション ” って思われがちなんですけど、このプログラムの本質は、自分で自分をきちんと理解してあげられることです。「抵抗を感じた」自分に気付いたのなら、「その抵抗はどこから生まれているのか」を明確に把握することで、それを表現してもしなくても良い。自己納得して、自分のどんな自分を表現するのかしないのかが、自分で選べるようになることを望んでいるんです。
たみ子さん、毎回「やらなくても良いですよ」って一言そっと添えてくれますよね。
その言葉をきっかけに、「私は本当はどうしたいんだろう」とさらに内側で反応が起こる感覚があります。
どんな自分を表現するのか、自分で選べるようになることに向けて、アクションの後押しをするのではなく、体や自分の内側で何を感じるかを眺めることをたみ子さんが徹底して大切にされていることが改めてとてもよく分かりました。
ワークに取り組む時の自分の心の動きをもっともっと観察したいと思います。
たみ子さん、ありがとうございました。
PROFILE
梅野 千晴 ー うめの ちはる
東京都在住、会社員。会社員の傍ら、ライフワークである翻訳の研究・実践を活かし、法人、個人事業主に対して、言語化を軸としたセッション、資料作成、ライティング支援を行っている。
( https://www.instagram.com/ume_644/)
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