今夜のご相談:「こう見られたくて撮影したプロフィール写真がしっくりきません・・」
<K・A様>
この間、自分のビジネスのためのプロフィール写真を撮影しました。
自分がビジネスをする時に「こう見られたい」と思う服装やメイクで撮影したつもりだったのですが、できあがった写真を見るとなんだかしっくりきません。自分らしくなく、不自然に感じました。プロフィール写真の撮影で「自分の世界観」や「自分らしい自分」を表現するためのコツや考え方はありますか?
もう、これもめちゃめちゃ多いお悩みですねー! これからビジネスを始める人にとって、要になるプロフィール写真ですから、絶対にチェックしてくださいね。
違和感に気付かないままやり過ごすと・・?
Kさんは、「こんなふうに見られたい」と思うイメージで撮影したのに、できあがった写真の中の自分を見ると「自分らしくない」と感じられたのですね。まずこのタイミングで、その違和感に気付くことができたKさんを褒めてあげてください。これは自分らしくお客様と関わっていく上で、すごく重要な気付きだったと思います。
なぜなら、もしこういった違和感に気付かないまま、新しいお客様との関係性が生まれていったとしたら、この違和感はもっと深みにハマっていきます。Kさんが自分らしくないと感じる自分に期待してお客様がいらっしゃるわけですから、疲弊してしまったり窮屈な思いを抱いたりすることが、安易に予想されますよね。
そんなことにならないためにも、これから写真を公開していく前に、一度立ち止まって違和感と向き合っていくことが大切です。そのポイントについて解説していきますね。
違和感は、自分が知っている自分らしさと、他者から見られたい自分像とのギャップ
Kさんに生まれた違和感。
それは、自分が知っている自分らしさと、他者から見られたい自分像とのギャップによって引き起こっている現象です。撮影したプロフィール画像に対し、「しっくり感」が生まれるために必要なこと。それは、この2つがきちんと合致していることに他なりません。つまり、「自分が知っている自分らしさ」と、「他者からこう見られたい」と思う自分像がきちんと合致していないと、ギャップが生まれ、しっくりこないといった感情が生まれるのです。
おそらくKさんは、Kさん自身が感じている「自分らしさ」と、「ビジネスでこう見られたい自分らしさ」にギャップがあるのではないかと感じます。それぞれの「自分らしさ」がどういった自分なのかを明確にして、そのギャップにKさん自身が気付いてあげることが必要なんです。
自分らしさのギャップはなぜ起こる?
では、どうしてこのようなギャップが生まれてしまうのでしょうか。
原因はいくつかありますが、ほぼこちらの3つに集約されます。
❶こう見られたい自分像が、実は自分の中にいない。
→ 例:「お客様に懇切丁寧に対応する自分」に見られたいと思っていたけど、そんな自分、そもそも私の中にいなかったわ〜!ムリムリ!
❷こう見られたい自分像よりも、好きになってもらいたい自分が別にいる。
→ 例:「お客様に懇切丁寧に対応する自分」よりも、もっと「個性的で才能のある自分」の方が、好かれたかったんだ!
❸こう見られたい自分像は、自分自身の理想じゃなかった。
→ この見せ方じゃないと集客できないと思ってた!私自身が出したい自分じゃないじゃん!
このように、自分が思っている自分らしさや、こう見られたい自分像というのは、自分が思っている以上に思い違いをしていることが多くあります。なので、Kさんが今後「自分の世界観」や「自分らしい自分」を表現するために必要なことは、本当は自分が出したいと思っている自分らしさに気付いていくことなんです。
違和感は、その思い違いを教えてくれるサインであり、本当に出したい自分を探すためのヒントになります。
ぜひこのチャンスを掴んで、自分らしい自分を見つけてくださいね。
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