今夜のご相談:「何か表現したい」と思っている時にできるファーストステップ
<M・M様>
会社員ですが、「自己表現」や「世界観」に興味があってメルマガを拝読しています。自分自身をもっと表現してみたいという漠然とした思いはあるのですが、会社員と「自己表現」が結びつかず、また、本格的なアートを何かするのもちょっと違うかなともんもんとしています。「何か表現したい」と思っている時にできるファーストステップがあればアドバイスいただきたいです。漠然とした質問ですみません。
漠然と「自分自身をもっと表現してみたい!けど何をしたら良いか分からない・・そんな方にはぜひ読んでいただきたいです!
「とにかく色々やってみる」ができない・・
Mさんは会社員という、表現の世界とは違うところにいながらも自己表現や世界観に興味があるんですね。過去にそんな分野が好きだったことがあるのでしょうか?
自分自身をもっと表現してみたいという漠然とした思いがあることは、とても素敵なことだと思います。Mさんだけでなく、こういう悩みはたくさんお聞きします。
このことを誰かに相談すると、「とにかくなんでも表現を始めてみたら良いじゃん!」と言われることが多いのではないかと思います。でも、そういう「とにかく色々やってみる」って方法は、なんでもポジティブにやり始められるタイプには合っているかもしれませんが、中にはある程度方向性が見えてないと動き出せない…というタイプの人もいますよね。
今日はそんなタイプの人が何から取り組むと良いのかをお伝えしますね。
何かを表現してみたいと思っている時に起こっていること
何か表現をしてみたいと思っている時は、自分の気持ちの奥底に
・知ってもらいたいこと
・見てもらいたいこと
が潜んでいるサインなんです。それは、自分以外の「誰か」に知ってもらいたいのかもしれないですし、「自分自身」に知ってもらいたいのかもしれません。
何にせよ、そのサインを感じられているということは、胸の奥の「これを知ってもらいたいんだ~見てもらいたいんだ~」って想いを叶えてあげられるチャンスなんですね。これはとても素晴らしいことだということを声を大にしてお伝えしたいです。
なので、まずは、自分が「知ってもらいたいけど、言えなかったこと」や「見てもらいたいけど、出せなかったこと」は、なんだろうって自分について振り返っていくことから始めてみることをお勧めします。
❶「出したかったけど出せなかった自分」を見つけ出す
では具体的にどう振り返っていくかについてですが、日記などをつけている人は、日記を遡って読んでみてください。その中に、出したかったけど出せなかった感情や言葉、知ってもらいたいけど引っ込めた自分はいなかったかな?という視点で読んでみてくださいね。
例えば
「ママ友が育児のことで落ち込んでいて、こうしたらって言いたかったけど、自分には子供がいないから、”あなたに私の気持ち分かるの?”って言われそうでやめた」とか
「会社の同僚がInstagramでVlogを出していることを知り、良いな~自分が撮るんだったら、休日のお菓子作りの様子を撮るかな・・でも、センスないしそんなものを見せられて誰得?って思うからやめた」とか
「パソコンデスクの付箋にイラストを描いたりしていて、会社の人からは好評なんだけど、別に才能もないし他に上手い人がたくさんいるから、不特定多数のSNSで公開するのは無理」とか。
出したかったけど、誰かの反応や視線が気になって引っ込めたことがあると思うんです。そういう、引っ込めてしまったことを、まずはとっかかりにしてみましょう。「何か表現したい」という漠然とした思いだったところから、一気に具体的なイメージに繋がりますよ。
日記を書いていない人は、今日1日の終わりに「出したかったけど、引っ込めてしまったこと」を思い浮かべてみましょう。
❷「出したかったけど出せなかった自分」を自分に見せてあげる
「出したかったけど、引っ込めてしまったこと」がいくつか見えてきたら、それを形にして、自分自身に見せてあげることから始めてみましょう。
例えば、
・引っ込めてしまった気持ちを言葉にして、ポエムを書いてみる
・お菓子作りの様子のVlogを撮ってみる
・付箋に描いてきたイラストを写真に撮って、フォトアルバムを作ってみる
でも、注意しないといけないことがあります。ここで大切なことは、いきなり他の人に見せるんじゃなくて、自分自身に見せてあげるために作ることです。作ったものを「自分自身で」味わってみる時間を、たっぷりととってあげてくださいね。
「わー結構、良いポエムができたじゃん・・何度でも繰り返し読んじゃう」とか
「うんうん、自分なりにかっこいいのができたかも!嬉しい」とか
「こんなにイラスト描いてきたんだ~自分で見ていても元気になるな」とか
自分が作ったものに愛着が感じられるまでは、それを繰り返してほしいんです。なぜなら、自分が引っ込めてきた”出したかった自分の一部”だからです。
それを出してあげられた喜び、自分に知ってもらえた喜びを十分に味わってください。
自分の次は、自分のことを好きな人に対して少しずつ表現していこう
この段階を踏まずに、いきなり他の人に出すことをしてしまうと、ちょっとした心ない言葉に挫けてしまうことがあります。まずは誰かに何か言われようと、自分は最高だなと信じられる感覚を身に付けていきましょう。
そうして自信がついたら、自分のことを好きな人たちに、少しずつ出していってくださいね。この繰り返しで、何か表現したい気持ちを出してあげることができる自分になっていきます。自分のことを信じられる自分を、まずは育てていきましょう。
Mさんの、自分自身をもっと表現する自分へのライフシフトを楽しみにしてます!
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