3ヶ月目のテーマは「解放した自分で社会と接点を持つ」
こんにちは、自己プロナビゲーターの梅野 千晴です。
自己プロナビゲーション第3弾をお届けします。
<自分の在り方を見つめなおす>
先月は、Another Myselfの撮影会があり、いつもと違う自分や、「こんな自分にこんな反応をする人がいるんだ」ということを知る体験になったのではないでしょうか。
中には、「こんなの自分らしくない」、「直視できない」といったザワザワを感じたり落ち込んだりすることもあったかもしれません。その感情も大切に、様々な自分の在り方や、可能性があるんだなということをぜひ受け止めていただきたいなと思います。
自分の姿を眺めてみてよく起こることとして、憧れの自分や、理想の自分像とのギャップに苦しむ、ということがあります。特に体型とか容姿の部分で受け入れ難いと思う部分があるのは当然のことかなと思います。
そこで、ちょっと考えてみていただきたいことは、自分は他人に対して、「ここのシミが黒いな」、「シワが多いな」という視点で相手を見ているのかどうかです。
たみ子さんがお話されていたのですが、多くの人は、「こめかみのところに4つのシミがある碇さん」とは見ておらず、「やりたいことをただ楽しそうにやっている碇さん」と見ているといったように、その人の「雰囲気」で見ているものだそうです。「個性的で、芯がありそうだ」、「いつもニコニコ楽しそうでこっちも楽しくなる」など、表面的でないエネルギーで見ているはずだと。そう言われれば、確かにそうだなと思います。
これが、自己プロでの「在り方」です。
ですので、事実は事実として一旦受け止めて、表面的なものへの囚われが強い方がもしいらっしゃったら、そこを見つめ直しても良いかもしれませんが(例えば、太ってるなーと思ってそれが嫌ならダイエットするなど表面的な部分を磨くといった取り組みのイメージです)、もっと内面的に、「どんな在り方の自分を表現したいのか?」に向き合うことの方がより重要です。
<解放した自分で社会と接点をもつ>
ここまでは前月の取り組みについてでした。
今月大切なことは、「解放した自分で社会と接点を持つこと」です。
実際にセッションで、たみ子さんから「じゃあ○○というテーマでコミュニティを作ってみませんか」といったことや、「○○な自分で発信をしてみてください」など、自分以外の誰かとの接点を持つように提案された方もいらっしゃると思います。
ここからが「自己表現」のスタートです。
ここまではいろんな自分を知る、アウトプットとして形にするという自己解放に取り組んできましたが、たみ子さんがこれから皆さんに目指してもらいたいと思っていることは、自分らしい自分を全開に表現して大好きな仲間やファンと出会っていく「自己表現ワーカー」という生き方です。つまり、自己表現をして他者と関わりを持っていくということは、避けては通れないことなので、ぜひ自己表現して他者との関わりをスタートしていただきたいと思います。
キックオフガイダンスでもご説明があったと思いますが、改めて自己解放のプロセスです。
新しい自分に戸惑いを感じることもあるかもしれませんが、その感情はセッションや内観で受け入れられるようになるところを意識し、少しずつ新しい自分で他者と接点を持っていきましょう。
この時に、「この自分で発信するのは、なんか気が進まないな」といった感覚や「誰かを誘ってコミュニティを作るなんて無理」という思いなど、ザワザワしたりもやもやしたりしたら、ぜひセッションで話してみたり、いでみーさんとのセッションをリクエストしたりしてくださいね。
オンラインセッションで、直接たみ子さんから、いでみーさんとのセッションについて話が出ていない方でも、個別グループメッセンジャーなどで「もやもやして取り組みに気が進まないからいでみーさんとのセッションを希望します」とひと言ご連絡をください。このご連絡一つで必ず何かが進みますので、どうか「えいっ」と連絡してみてくださいね。
このステップで何より大切なのは、「表現したい自分を見つけるには、表現することだ」ということです。
なぜなら、自己表現というのは、必ず相手があって成り立つことだからです。一人ぼっちだったら自己表現しようとならないですよね。それはただの創作(アウトプット)です。誰かが見て、反応を受けるから、こんな風に反応してもらえる自己表現を自分がしたいのだな、と気付くことにつながります。
「個性的でカッコイイね!」って言われる自分を自己表現したいの
「生き方を導いてください」って相談を受ける自分を自己表現したいのか
「見ていると元気が出る」ってお礼を言われる自分を自己表現したいのか
どんな反応を受ける自分を自己表現したいのかを知るために、表現をして他者と関わっていくということにぜひ取り組んでみてください。
だからこそ、「表現ができない」状態になっている人は、どうか放置せずに、いでみーさんと一緒に見つめていく時間をとりましょう。
今月のワークショップは<感情解放の朗読劇>です
撮影会でいつもと違った自分を、外側から感じ取ることができた方もいらっしゃると思いますが、今回は内側からのアプローチです。いつもは出さない「感情」を解放してみるワークです。
感情は、普段あまり大胆に表現することはないのではないかと思います。しかし、自己表現の根本は、感情の表現です。「嫌だな」と思ったことを「嫌だ」と自己表現すること、「あれが欲しい」と思ったことを「欲しいです!」と自己表現すること。そういった純粋な感情表現を、私たちは大人になるにつれ封印してきているのではないでしょうか。
もちろん、大人には大人の生き方があるので、社会性を保つために独りよがりな感情を調整する必要はありますが、それがいつの間にか、感情の調整でなく、抑圧になってしまって、更には、自分が何を感じているのかが分からない状態になっている人もたくさんいます。
一度、本来持っていた感情を見つめ直して、自分にはこんな感情表現ができるんだなということを知る体験をしていただきたいと思います。
PMチームからの朗読劇のお知らせはこちら↓
私も1期でこの朗読劇ワークショップに参加しました。思い返すと、取り組む前と取り組んだ後のイメージギャップが一番大きかった取り組みでした。朗読劇なので、声を使うんだろうなとしか思っていなかったのですが、意外にも心と頭と体全体を使う体験で、自分自身と自分の感情の距離が分かるというものすごくおもしろい体験をしました。解放のターニングポイントになり得る機会です。ぜひ楽しみになさっていてくださいね。
いよいよ最終ステージも見えてきた…?
まだまだ先のように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そろそろ意識し始めていただきたいのが、最終ステージである「制作発表会」です。
実は、運営チームでは、ACTORの皆さんにどんなステージを準備するかの打ち合わせが猛烈な勢いで始まっています…!
そこで、「今期の皆さんの作品制作について、どんな方向で検討が進んでいるのか、とても重要な部分だけを先にお伝えしたい!」とたみ子さんからのお知らせです。
(1期、2期では制作がギリギリになっててんやわんやしてきたので、今期は早めにお知らせ!とのことです!)
※ここからはたみ子さんからのご案内です※
<作品制作のテーマは“世界観ポスター!”>
また、改めて説明する予定ですが、今期の発表会で大きく変わるのは「作品制作の形式」になります。
これまでの1期2期では、「表現したい自分:This is meを表現した何らかの作品」という形で各自自由な形式でした。本を制作する人や歌を歌う人、フラワーオブジェクトを作る人など様々でしたが、毎期問題になっていたことに「作品の形式に悩む」という点がありました。
「こういう自分を表現したい!」ということは見えているけど、それを大きなポスターにするべきか?小さなカードにするべきか?本にするべきか?という、アウトプットの形式にACTORが頭を悩ませることが多く、「そこに悩む時間を使うことが、果たしてこのプログラムで目指すゴールにとって必要なことなのだろうか?」と考えました。
そこで改めて考えた時に、ACTORにとって必要なことは、「これが私の世界観だ!」と自信を持って発信や自己表現していくための看板ではないかと考えました。This is meと言えるビジュアライズと、表現していくメッセージの軸となる、タイトルやコピー。そしてThis is meと言えるそれぞれのストーリー。これらがぎゅっと凝縮されているアウトプットこそ、制作する意義があるのではないか。それが「世界観ポスター」です。
歌を歌いたい人や、絵の作品の軸を求めている人も、そのコンセプトを世界観ポスターによって表現することができれば、それを看板として、個人でLIVEを開催したり、個展を開いたりすることができます。そういったそれぞれのコンテンツの発表は、世界観の軸さえ生み出すことができれば、いかようにも自分で進めることができるはずです。
イメージとしては、映画や舞台のポスター。
映画や舞台のポスターには、その世界のテーマ、メッセージ、伝えたいことや、その人の在り方が全て表現されています。この、世界観ポスターを皆さんには最終アウトプットとして形にしていただきたいのです。
更に、碇の自己表現ワーカー事業の未来イメージに、「ブロードウェイの街並みのような世界を作っていきたい」というのがあります。これは碇が「自分らしさを全開に表現した自分の表現でファンや仲間と出会ってもらいたい。そんな人たちを増やしていきたい」という、碇自身が作っていきたい世界のイメージなんです。
制作発表会は、まさにこの街並みに、皆さんの舞台、皆さんのThis is meの世界観ポスターが立ち並ぶといったイメージになります。皆さんがどんな世界観で出会いたい人と出会っていく看板にするのか、今から少しずつイメージを膨らませていってくださいね。
※たみ子さんからのご案内はここまでです※
要チェックな今後の取り組み
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
いつにも増してボリューミーなご案内になってしまいましたが、折り返しの大切な時期に差し掛かっています。
ここまで真摯に自分と向き合い続けてこられた皆さんだからこそ、ご自身がしっくりくる社会との接点が必ず見つかると確信しております。
皆さんの社会との接点づくり、皆さんの表現を楽しみにしつつ、熱烈に応援しております。
(次回に続きます!)
PROFILE
梅野 千晴 ー うめの ちはる
東京都在住、会社員。会社員の傍ら、ライフワークである翻訳の研究・実践を活かし、法人、個人事業主に対して、言語化を軸としたセッション、資料作成、ライティング支援を行っている。
( https://www.instagram.com/ume_644/)