6ヶ月目のテーマは「社会との接点」
こんにちは、自己プロナビゲーターの梅野 千晴です。
自己プロナビゲーション第6弾をお届けします。
「自分は、誰に、どんな自分を表現したかったのか?」
今月はいよいよ制作発表会ですね。参加する方もしない方も、いったんこれまで向き合ってきた「表現したい自分」をそれぞれの形で思いっきり表現してみていただきたいです。そしてそれを、これから先知ってもらいたい人や受け止めてもらいたい人に、見せたり伝えたりするということに取り組んでみましょう。
ここで「表現したい自分の解放」が中途半端になっていると、また「自分は何が表現したかったんだっけ?何を伝えたかったんだっけ?」というループに舞い戻ってしまいます。例えば、これから先、どんなに「お金を得るために」発信活動をしようとしても、「表現しきれなかった思い」がひょっこりと顔を出し、「お金を得るという目的のための発信」ではなく「出したい自分の発信」をしたい衝動に駆られてしまうことが起こってしまいかねません。
そんな時、「お金を得るという目的」よりも「表現したい自分の気持ちを満たす目的」をとることで、自分が自己納得できれば全く問題ありません。しかし、そこで、「全然お金が得られないのはどうして?」とモヤモヤしたり、「ここでこのように表現したかったのは、なんでなんだろう?」と自分の気持ちがよく分からなくなってしまうことが起こるのであれば、また自己解放に立ち戻ってみていただきたいです。

「自分は、誰に、どんな自分を表現したかったのか?」
ここがきちんと自己理解できているかどうか?
表現したかった自分を、知ってもらいたい相手に表現できたかどうか?
相手に知ってもらうことができなくても、自分自身で受け止めることができたかどうか?
「自分の表現したい思いに蓋をせず、アウトプットして受け止めることで、表現したい気持ちがタプタプに満たされる感覚と、そこから次のエネルギーがわいてくる感覚を、ぜひ育んでもらいたい」これが、たみ子さんから今のみなさんへの力強いエールです。
発信によって起こる現象は、至ってシンプル
※ここからはたみ子さんからのご案内です※
これまで長く自己表現を研究してきましたけど、発信によって起こる現象は、至ってシンプルだと思うんですね。
何か分かってもらいたい気持ちがある人は、「こんな私を分かって欲しい~」という発信になるので、どんなに取り繕ってもそれが相手に伝わってしまう。
例えば、告知ですよね。
集客しなくちゃいけない何かがあった時に、その人の発信に気持ちが全て表れるんです。
・来てほしいけど、、本当の本当は提供するものに自信がないから来てもらわなくても良いかな。
・告知を書いてみたけど、こんな私の発信なんて、誰も見ないよね。興味もわかないよね。
・人を集めたいのは、ただ「集客ができる自分」がほしいだけで、サービスに来てもらいとかじゃない
・ここで集客ができないと、私が惨めなままだ・・!かわいそうな私を助けるために、誰か申し込みをして・・!
とか。
そういう気持ちがあること自体は、全然悪いことじゃないんです。それぞれ、分かってもらいたい気持ち、抱いている気持ちがありますよね。だけど、目的を「集客するための告知」とするならば、そういったニュアンスが漂ってくる発信に、自分だったらクリックする?という話なんです。
「このサービス、めっちゃめちゃ素晴らしいから、絶対にこういった人に受けてもらいたい・・!めちゃめちゃ最高だからぜひ薦めたいんだ・・!」っていうエネルギーのある告知だったら、「え!なんか、すごく良さそう」と思ってクリックしますよね。自己表現や発信って、そういうシンプルなものなんです。
つまり本来、「誰かに知ってほしいための発信」「サービスに来てもらいたいための発信」をしたいところに、「分かってもらいたい別の満たされない気持ち」が混ざることで、表現の純度が落ちてしまうんですよ。
だから、
・何か自己表現で満たされない気持ちがないか
・自分が本当に表現したいことはなんなのか
・そしてそれは、誰に知ってもらえると満たされるのか
こういった自分の気持ちを理解して、発信や自己表現を目的に応じてすみ分けをする。そうして、目的をきちんと叶えていくために、それぞれの純度を上げていくということにフラットに取り組まないといけない。
発信や自己表現で人に出会っていくとか、ビジネスをやっていくってそういうものだと思うんですよ。水ものを扱っている感じですよね。本来淡々と売上を上げていくためのビジネスとしては扱い辛いと思う。だけどその分、人間味があって、好きとか運命的な感覚とか、生き方の価値観とかで共感する人と出会うことができるわけじゃないですか。
自己表現ワーカーって働きかたは、だから奥深いし、面白いと思うんですよね。
※たみ子さんからのご案内はここまでです※
皆さんは、出したかった自分、知ってもらいたかった自分を、分かってもらいたい人に思いっきり表現ができるようになりましたか?最後にここを自分自身に問いかけて、見つめ直してみてくださいね。
本当に「来てほしい」のか?
皆さんは今、制作発表会に人を呼ぶ、誘ってみるというところで、最後の壁に立ち向かっている最中だと思います。誘ってみて来てくれる人が見つかった方、誘ってみたけど誰も来ない方、誘ってみることに抵抗感が生まれている方、自分には必要がないと捉えた方、様々なご状況かと思います。
まずは、向き合っていること自体がとても素晴らしいことで、ぜひ自分をしっかり褒めてあげていただきたいです。とても勇気が必要な行動だったと思います。色々なモヤモヤがわいてきている人は、ぜひその感情をセッションでも相談してくださいね。いでみーさんのセッションを希望する方は個別グループメッセンジャーでご連絡くださいね。
もし、「来てほしい気持ちがあるのに、なかなか現象として望んだ通りにならない」という方は、本当に「来てほしい」という発信になっているかどうか?を見つめ直していただきたいと思います。
「本当の本当は、別に来てもらいたくないと思う」、「来てもらっても面倒なだけと思ってる」、「来てもらうことに意義を感じない」ですとか、そういう本当の気持ちが見えてくる、ということもあるかもしれません。
そういう気持ちが芽生えることも、自分の考えを深掘りするチャンスです。全く悪いことではないので、ぜひ、その気持ちと向き合ってみてくださいね。

「こんな自分を出したかった」と一生懸命伝えるこれまでのアクターたち。
自己解放後のこれから
たみ子さんと個別面談が終わった方は、それぞれの自己表現における現在地と、目的に応じて必要な取り組みについてお話があったと思います。
もし自己表現を使って、人と出会っていきたい、自分が貢献したい人にサービスを提供していきたい思いがある方は、ぜひ「自己表現をビジネスにしていく」ためのワーカープログラムを検討していただきたいです。
たみ子さんの解説動画をまだ観てないという方はぜひご覧くださいね。
もしかしたら、たみ子さんは自己表現や世界観設計のプロだと捉えている方も多いかもしれませんが、たみ子さんは「自己表現で働いていく」をまさに実現している人なんです。たみ子さんは、提供するコンテンツや商品サービスも含め、全てが「作品」と定義されています。たみ子さんが商品サービス構築をやらない人だと勘違いしている方も時々いるそうですが、それは間違いです。
たみ子さんにとっては商品サービスも全て、「自己表現のコンテンツ=作品」なので、どのように表現していくか、伝えていくかを構築していくことで世界観のある商品サービスとなっています。
自己解放プログラムも、体験された皆さんは感じとっていらっしゃるかもしれませんが、一つの大きな劇場体験という世界観で構成されているものです。”商品サービス”も”作品”も、自分が表現したもので相手に大きな影響を与えるという意味で、たみ子さんは同一のものとしてたずさわっています。
なので、自己解放プログラムで表現したい自分が掴めた方はぜひ、自分が生み出す作品としての商品サービス設計から、それをどう伝え広げていくかを取り組む「自己表現ワーカープログラム」を目指していただきたいです。
ワーカープログラム自体は今第1期が走っている最中なので、1期生の実績についてはこれからとなりますが、たみ子さんがこれまでの自己プロ卒業生の中で、商品設計のコンセプティングに関わった方にはこのような成果が生まれています。
自分が表現したいことを、伝わる表現として商品設計をコンセプティングすることで、それまでと全く違った現象になることをこの事例からイメージしていただきたいです。




今月はいよいよ制作発表会
PMさんから連絡がありましたが、制作発表会についての情報はこちらにまとめられているので、ぜひチェックしてくださいね。

ここまで自己プロに真摯に取り組まれてきた皆さんはもう十分に体感されていると思いますが、どんなアクションをとっても、自分が心の底から納得できさえすれば、今後の自分にとってとてつもない大きな力になります。最後の制作発表会に向けて、リアル参加する方も、会場には行けない方も、それぞれ最後のざわざわ、もやもやを感じきって、正面から向き合うことができたら、どんな結果や流れになろうと卒業後の皆さんの背中を力強く押してくれるエネルギーが生まれます。残り3週間、皆さんそれぞれの自己プロが最高のフィナーレを迎えられるよう、陰ながら熱烈に応援しております!



PROFILE
梅野 千晴 ー うめの ちはる
東京都在住、会社員。会社員の傍ら、ライフワークである翻訳の研究・実践を活かし、法人、個人事業主に対して、言語化を軸としたセッション、資料作成、ライティング支援を行っている。
( https://www.instagram.com/ume_644/)