2ヶ月目のテーマは「出したかった自分」
こんにちは、自己プロナビゲーターの梅野 千晴です。
自己プロナビゲーション第2弾をお届けします。
自己プロ最初の1か月は、人生の振り返りワークに始まり、コラージュのアートワーク制作や、セルフィー、ピンタレストでのイメージの収集とセッションなど、早速様々な取り組みがありました。皆さんどんなことを感じたでしょうか?
私自身、最初の1か月はたみ子さんからの問いかけやホームワークを通して、考えたことがないことをたくさん考えて、自分の輪郭がゆさゆさと揺さぶられた感覚になっていたことを今でも覚えています。
「そういえば自分はこんなこと好きだったよな」、「こんな経験していたんだっけ」とか、「こういう人が嫌いなんだよな」など、普段あまり意識していなかった自分の側面を感じ取った方もいるのではないでしょうか?
2つの事前ワーク(「人生を振り返るワーク」「ピンタレストで気になる画像の洗い出し」)から始まった自己プロでしたが、いよいよオンラインセッションが始まりましたね。
2ヶ月目は、さらにそこから、「解放すべき自分を少しずつ見定めていく」意識で活動に取り組んでいくことをお勧めします。
「あんな自分、こんな自分もいたよね。全て自分なんだよね」というところから、「この自分はあまり出さなかったんだよね。この自分を誰かに分かってもらいたかったけど、諦めていたんだっけ。こういった自分は、出さない方が丸く収まっていたんだよね」という、「打ち消して無かったことにしていた自分の存在」を探して、見つけてあげる視点を取り入れてみてください。見つかったら、その自分の存在にぐーっとフォーカスしていくイメージです。
そのために手がかりになるものは、自己解放のステップでたみ子さんが解説されていた「ストレス」です。「今の自己表現に窮屈な感情を生み出している原因は何だろう? 」、「誰かを見るとイライラしたりザワザワする感じがする」といった、たみ子さんからの問いかけについて考える中で、とても苦しくなるようなことがあったら、そこに「出したかったけど、打ち消してきた自分の存在」のヒントが隠されているかもしれません。イライラ、ザワザワした時は、そのことについて考えるのをやめたくなるかもしれませんが、今の期間は、イライラ、ザワザワを感じた時は、「これはちょっとヒントかもしれないぞ」とアンテナを立てて、その感情がどこからきているのか、その陰に隠れている本当は出したかった自分の存在はいないか、探ってみてくださいね。
このことについては、先日たみ子さんから共有されたこちらの動画や、
キックオフガイダンスの動画をぜひ見直してみてください。
1か月経った今だからこそ、自己解放のプロセスを改めて見るとまた感じ取るものが変わってくると思います。
ストレス・もやもやとの向き合い
解放する自分を見定めていく手がかりとなる「ストレス」ですが、一人で向き合う必要はありません。既に「ストレス」のサインを感じていて、アートワーク制作ができない、気が進まない、取り組みや自分と向き合うことが苦しくなってきた、という方は、自己解放メンターのいでみーさんとのセッションをご案内するので、いつでも個別グループメッセンジャーやダイアリーにてご連絡くださいね。「自分と向き合うことが苦しくなってきた」と、お気兼ねなくご連絡ください。しんどいときはその連絡さえなかなか難しいと思いますが、一報さえ入れていただければその後は一緒に向き合うことができますので、一報だけえいっと入れてみてくださいね。
今月のリアル会 撮影会<Another Myself>
いつもと違った自分、いつもは出さない自分を、ここでは思いっきり表現して、自らの感情と向き合っていく絶好の機会です。
この撮影会の目的は、撮影会そのものではなく、撮影してもらった写真そのものでもありません。撮影会を経てどう感じたのか、撮影してもらった写真を見てどう感じるのか、他の人からもらうフィードバックを受けてどう感じるのか、というその後の対話や心との向き合いが目的になります。
今回の撮影会を楽しいだけのイベントにしないためにも、どんなテーマで臨むのか、当日どんな気持ちになるのか、写真を見てどう感じるのか、しっかりと向き合う機会にしましょう。
実は、私自身はこの撮影会には少し後悔があって、事前にもっとどんなテーマで臨むのかしっかり向き合って準備して参加したかったなと思っています。
よくある(と言うと語弊があるかもしれませんが)撮影会は、理想の自分や「こう見られたい」ということをテーマにしているものが多いので、この<Another Myself>というテーマがどれほど貴重か、後になってよくよく分かりました。実際に、いつもは出さない自分を撮影会という場で表現することで体で感じること、撮影した写真をみて自分の中に沸き上がってくる感覚で得られるものは莫大な情報量です。
自分に対する感覚やセルフイメージががらっとが変わり得る体験だと思います。
撮影会にどうやって向き合おうかなと今の時点で思案されている方がもしいらっしゃったら、ぜひ納得いくまでセッションや個別グループメッセンジャーで相談したうえで撮影会に参加されることをお勧めしたいです。
※以前公開されたこちらの記事も、撮影会へのスタンスを考えるヒントとしてお勧めさせてください。
今回の撮影会には参加されない方や、申し込んでいたけど当日参加できなくなったという方も、セルフィーやアートワークの制作で、いつもと違った自分を表現してみるということにぜひ取り組んでいってください。または、テーマだけを伝えて、自分以外の誰かに撮影してもらったり、アートワークを作ってもらったりすることも、撮影会と同じような気付きを得ることに繋がります。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ACTORの皆さん同士のますますの交流を!
今期は皆さんのアートワークにたくさんコメントがついているなぁという印象を受けています。今皆さん同士がされているように、「自分はこう感じるよ!」、「あなたの気持ち分かるよー! 」と伝え合うことや、相互に理解し合うことで、自己表現への抵抗がどんどん少なくなってきます。
また、人との感性や価値観の違いから、自分らしさがくっきりと見えてくることもたくさん起きてきます。
社会に出ると、クオリティやスキルの関係ない環境で、自分の感性や価値観を受け入れてもらえる場はまずありません。ですので、ぜひこの期間、自己プロという場を味わって、どんどん活かしていただきたいなと思います。
自己プロにはFlyer Boardという便利な掲示板があります。ここで気軽に誰かを誘ってみたり、アイデアを募ったり、なかなか人に聞けないことを聞いてみたりしてみましょう。
過去のACTORさんたちがどんな感じで活用されていたのか例を貼っておきますね。楽しそうな交流がたくさん行われていました。
要チェックな今後の取り組み
■先ほどご案内したリアル会についての投稿です。ぜひご確認をお願いします。
ディレクターズ小話
なんと今期、初月だけでARTWORK提出が50件を超えました!
ちなみに、2期の時はプログラム6ヶ月間の総数が36件の提出だったので、今期の皆さんがどれほど制作に意欲的かが表れていますよね。たみ子さんも皆さんの解放の進み具合が過去に比べてとても速いと感じているそうです。素晴らしいです!
この素晴らしいスタートダッシュの勢いがますます盛り上がって皆さんの2カ月目が豊かな時間になりますよう心から応援しております。
(次回に続きます!)
PROFILE
梅野 千晴 ー うめの ちはる
東京都在住、会社員。会社員の傍ら、ライフワークである翻訳の研究・実践を活かし、法人、個人事業主に対して、言語化を軸としたセッション、資料作成、ライティング支援を行っている。
( https://www.instagram.com/ume_644/)